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EDMのビートに乗ってハイウェイを走るゲームアプリ『ビートレーサー(Beat Racer)』の感想/ゲームデザイン

   

オシャレなEDMのビートに乗りながらハイウェイを走るスマホ向け(iOSのみ対応)ゲームアプリ『ビートレーサー(Beat Racer)』をプレイしたところ、音楽のビートに乗るのがとにかく気持ち良いゲームだったので紹介します。
前半で『ビートレーサー(Beat Racer)』がどんなゲームなのか、またどうして面白いのかを紹介します。後半では、このゲームを更に面白くするにはこうすれば良いのでは、という僕の個人的な意見を書いています。
「とりえあず面白いゲームを紹介して欲しい!」という人は、前半部分だけ読んでいただけでばOKです。ゲーム制作やゲームデザインに興味がある人は後半も読んでみて下さい。


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『ビートレーサー(Beat Racer)』の概要

『ビートレーサー(Beat Racer)』は、ランアクションゲームに対して、音ゲーのようにビートに乗る要素を追加したゲームです。2016年6月2日時点では、対応OSはiOSのみです。
このゲームでは、曲のビートに乗りながら障害物や追手を避け、各ステージを走ることになります。
全部で8つのステージで構成されており、ステージひとつに対して曲が1曲割り当てられています。
曲のビートに乗りながら1曲が終わるまで走り切ることができれば、ステージをひとつクリアしたことになり、次のステージで新しい音楽に合わせて走ることができるのです。

まずは公式の紹介動画を見てみて下さい。

やたらオシャレなEDMのビートに乗りながら、未来的なハイウェイを走っている姿が映しだされていますね。
クールなオーラが漂いまくっているこのゲームですが、行う操作は上下左右のフリックだけです。
左右の移動は左右へフリックし、障害物をジャンプで避けたい時は上へフリックします。
追手への攻撃は下フリックで行うことができますが、この攻撃を行うには、ステージ中に落ちている青と赤のアイテムを一定数拾ってゲージを貯める必要があります。攻撃を外してしまったり、アイテムを全然拾っていなかったりすると追手にじりじり追いつかれてしまい、捕まるとゲームオーバーになります。
『ビートレーサー(Beat Racer)』では、ビートに乗りながらアイテムを取ることが非常に重要になんです。

『ビートレーサー(Beat Racer)』の面白さを紹介!

このゲームは、音とビジュアルの連動がとにかく素晴らしいゲームです。
EDMと未来的なハイウェイというクールな組み合わせなだけでなく、音とビジュアルが非常に上手く連動しているおかげで、ただ走っているだけなのに音楽に気持良く酔えるんですよ。プレイしていると曲のビートにあわせて自然と体が上下に動いてしまうくらい気持ち良いです。

どうして音楽に合わせて走っているだけなのに気持ち良くなれるかというと、次の3点の影響だと思っています。

  • アイテムが音符の役割を担っている
  • 音楽のビートに合わせて背景のオブジェクトが振動する
  • ビートに上手く乗り続けるとビジュアルも豪華になる

これらの要素に対して、これから詳しく紹介していきます。

アイテムが音符の役割を担っている

『ビートレーサー(Beat Racer)』におけるアイテムというのは、音ゲーにおけるノートみたいなものなんです。音ゲーがわからない人は、アイテムを音符として捉えてもいいです。
ステージを走っていると上からアイテム(音符)が降ってきて、それをタイミングよく拾っていくんです。
例えば、曲中に16分音符でタカタカタカタカ、と細かく8回リズムを刻む部分があったら、そのタカタカタカタカが鳴るタイミングで上からアイテムが8連続で降ってくるんですね。
音が鳴るタイミングとアイテムを拾うタイミングが一致しているから、自分が曲を演奏しているかのような気分でステージを走ることができるんです。

公式の紹介動画だと、ステージ1の曲に対して色んなステージの映像を切り貼りしているので、アイテムは無造作に配置されているように思えてしまうのが勿体無いですね。
本当は走ってるだけでビートを刻めるノリノリなゲームなんですよ!

音楽のビートに合わせて背景のオブジェクトが振動する

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ステージの背景にあるネオン看板の建物やドーム、洞窟の岩、これらのオブジェクトは見た目がクールなだけじゃないんです。音楽のビートに合わせて振動するんです。
オブジェクトが振動する様子を見ていたら、僕はスピーカーのウーファーを連想しました。

オブジェクトが振動する条件は赤いアイテムを取ることなんですが、この赤いアイテムというのは、曲中の小節の頭のように曲の重心になるタイミングで流れてくるんです。
なので、曲中で重低音がズンと響くタイミングで、周囲のオブジェクトも上下に振動したりして、曲のノリにどんどん惹きこまれるように作られているんですね。走っているだけで気持ち良いわけです。

ビートに上手く乗り続けるとビジュアルも豪華になる

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曲のビートに合わせてアイテムが降ってくるこのゲームですが、アイテムをミスせずに連続で取り続けると、どんどんエフェクトが豪華になっていきます。
最初は青色に輝いていたステージも、50連続でアイテムを取れば黄色に輝き始め、100連続でアイテムを取ると赤色に輝き始めます。
アイテムは赤よりも青い方が多めに配置されているので、ステージが赤く輝き始めるとアイテムの青色が際立って見えて綺麗です。
それだけでなく、ビートに上手く乗り続けられるとステージ上に光の粒がたくさん舞うので、それを見てるだけでうっとりしちゃいますよ。

変更を加えたらもっと面白くなりそうなポイント

ここまで紹介したように、『ビートレーサー(Beat Racer)』はクールなビジュアルと音楽を目と耳で楽しみながら、気持ち良くビートに乗れる素敵なゲームです。
ですが、ここを変えたらもっと良くなりそうなのになあ、と思ったポイントもあるので、そのポイントも紹介してきます。

左右の移動をタップで行えるようにする

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『ビートレーサー(Beat Racer)』では左右の移動は左右フリックで行います。しかしこれがちょっと疲れるんですよね。
上の画像のように、ジグザクに動いたり、右右左左のようにせわしなく動く場面もあるのですが、こういう場面って1秒間に4回フリックしたりするので大分手首に負荷がかかります
それに加えてジャンプと追手への攻撃の上下フリックも加わりますからね。

最初の方のステージは良いのですが、ステージ4を越えるあたりから追手が迫ってくる頻度も大分増えてきて、操作が忙しくなります。
追手を攻撃しようとして下フリックしたつもりが、誤入力で左に移動してしまってゲームオーバーになる、なんてこともありました。

このゲームの良いところは、気持ち良く音楽のビートに乗れるところだと思っているので、ビートを刻むために最も頻繁に行う操作である左右への移動くらいはタップで行えても良かったのではないかな、と感じました。
音ゲーでも降ってきたノートを鳴らすアクションは基本的にはタップですし、ビートを刻むために行うアクションっていうのは何かを叩くことなんですよね。そこでフリックをさせられるのは、もっと気持ち良くビートに乗れる方法があるのに、わざわざ乗りにくくさせられているような感じもします。

左右移動をフリックにしたのは、おそらく片手で操作できるようにするためだと思います。
画面の左側をタップしたら左に移動して、右側をタップしたら右に移動する、というようにすると、片手での操作は難しいですもんね。
ですが、そもそもこのゲームは音楽のビートに乗りながら楽しむゲームであり、両手でスマホを持てない状況でやるのには向いていないゲームなので問題ないはずです。

走っているだけで音楽のビートに気持ち良く乗れるゲームだからこそ、この点が物凄く惜しいな、と感じました。タップで移動できたら手首も疲れずに永遠にプレイし続けてしまいそうでもあるので、疲れる方が良いのかもしれないですけどね。

ゲームプレイの一時停止を解除する際には、3秒カウントを行ってからゲームを再開させる

『ビートレーサー(Beat Racer)』では、ステージ1つに対して1曲をフルで再生するので、必然的に1回のゲームプレイ時間が長くなります。
同じ曲でも1番と2番で曲の雰囲気に変化が出て、曲の2番では1番とは違ったノリを楽しむこともできるので、1曲をフルで再生すること自体は良いと思うんです。音楽に気持ち良く乗るためのゲームですからね。
ですが、ゲームプレイを一時停止したあと、再開ボタンを押すと目の前に障害物があったりしても即座にゲームが動き出すんですよね。
1回のゲームプレイが長くなればなるほどゲームを一時停止するケースも増えると思いますが、そこをケアしていないのはちょっと残念です。

一時停止したタイミングが曲のどの地点かという情報もわかるはずなので、ゲームの再開ボタンを押したら3秒カウントを行いながら、一時停止をした3秒前の地点から曲をフェードインして流してあげると親切なんじゃないかな、と思います。

終わりに

この記事では、オシャレなEDMのリズムに乗りながらハイウェイを走るスマホ向け(iOSのみ対応)ゲームアプリ『ビートレーサー(Beat Racer)』を紹介しました。
使用されている楽曲も良いのですが、そのビートに合わせてステージが輝いたり振動したりとビジュアルで楽しむこともできる素敵なゲームなので、良かったらプレイしてみてください。

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